佐賀城本丸歴史館は、「城」の中枢部にあたる本丸御殿を再現した施設です。一般的に「城」と聞くと、石垣の上にそびえ立つ「天守閣」を想像するかもしれませんが、実際の「天守閣」は物見櫓や倉庫だったのです。藩主が政治を行い、生活をしていたのは本丸御殿でした。
現在、佐賀城跡に建つ「佐賀城本丸歴史館」は、日本で初めて本丸御殿を再現し、2,500平方メートルの広さを持っています。館内では、幕末維新期の佐賀に焦点を当て、佐賀城の再現や幕末維新期における佐賀藩の科学技術、偉人たちについて分かりやすく展示しています。
基本概念: 「幕末維新期の佐賀」が日本の近代化に貢献した輝かしい時代を検証し、変革の時代を生きた人々のエネルギーを体感できる佐賀城本丸歴史館を目指しています。 「佐賀城本丸御殿」の一部を復元し、現代に甦った歴史空間を直接体感できる、臨場感のある佐賀城本丸歴史館を目指しています。 発見と驚きに満ち、楽しく、分かりやすく、親しみのもてる佐賀城本丸歴史館を目指しています。 「幕末維新期の佐賀」のエネルギーを人々の内に呼び起こし、県民とともに未来を切り開く原動力となる佐賀城本丸歴史館を目指しています。 多くの人々が集い、多彩な情報が生まれ行き交う、交流の中心となる佐賀城本丸歴史館を目指しています。
また、館内には45メートルにわたる畳敷きの長い廊下や320畳の大広間が広がり、和の心地よさを感じることができます。展示方法もユニークで、本丸御殿を3D画面で探検できる「バーチャル佐賀城」やARで鍋島直正とツーショット写真が撮れる「からくりウィンドウ」、○×クイズやゲームが楽しめる情報コーナーなどがあります。
入館は無料ですが、募金の御協力をお願いしています。いただいた募金は、畳や障子の補修など、本丸御殿を快適に見学できるための経費の一部に活用させていただきます。
〒840-0041 佐賀県佐賀市城内2-18-1