特色と学科構成 | 防衛大学校について | 防衛大学校
防衛大学校は、将来、陸・海・空 各自衛隊の幹部自衛官となる者を教育訓練する、防衛省の施設等機関です。
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防衛大学校の学生は国家公務員として扱われます。そのため、学費は無料であり、4年間の教育期間中に給与が支給されます。さらに、学生は3食の食事を無料で提供されます。
防衛大学校学生には毎月１２０，２００円（令和５年４月現在）が支給されます。このほかにも年２回（６月、１２月）の期末手当（いわゆるボーナス、年３９６，６６０円（令和５年度予定））も支給されます。支給される学生手当からは、共済組合掛金、団体保険掛金等が控除され、実際の受取額は約８５，０００円になります。
学生手当は、主として学業のために使用することが望ましく、具体的には勉学、校友会（クラブ）活動、日常経費に使用し、余分の金銭は貯金して必要な際に備えるよう指導しています。
防衛大学校の学費が無料である理由は、以下のような要因があります。
- 国立大学である：防衛大学校は日本の国立大学として位置付けられています。国立大学は、国が直接運営・管理し、国の予算から運営費が支出されるため、一般的に学費が他の私立大学に比べて低く設定されます。
- 自衛隊の将校候補生養成のための特例措置：防衛大学校は自衛隊の将校候補生を養成するための教育機関であり、将来的に自衛隊の幹部として活躍する人材を育成することが主な目的です。そのため、自衛隊が将来的に必要とする人材を養成するため、学費を無料とする特例措置が取られています。
- 自衛隊への奉仕と報酬の形態：防衛大学校の学生は将校候補生として入学し、卒業後に自衛官として自衛隊に入隊することが一般的です。自衛隊への奉仕は、給与や報酬の形態として反映されます。つまり、将来的に自衛官としての職務を果たすことによって給与や手当などが支給されるため、学費が無料となるのです。
以上の理由により、防衛大学校では学生が学費を支払う必要はありません。ただし、一定の奉仕義務や自衛隊での勤務期間が課される場合があることに留意する必要があります。
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